9月の茶杓の銘を調べてまとめてみました。
お稽古などで参考にされてみてくださいね(^-^)
九月の茶杓の銘 一覧
初嵐(はつあらし)
秋の初めの強い風。
椿の花でも初嵐というものがある。
蟋蟀(こおろぎ)
体長は二センチ前後。体は黒褐色でつやがあり、触角が長い。跳ねて動く。草むら・壁のすきまなどに住み、雄は、秋の夜、美しい声で鳴く。
菊寿(きくじゅ)
「きくじゅもよう(菊寿模様)」の略
江戸で大流行した模様染めで、菊の花と寿の字とを交互に染め出したもの
当時の歌舞伎役者二代目瀬川菊之丞が愛用した染め模様
月の雫(つきのしずく)
露の異称
望月(もちづき)
陰暦十五夜の月。満月のこと
十六夜(いざよい)
陰暦16日の夜、またはその夜の月を意味する。特に陰暦8月15日の中秋の名月(十五夜)の翌日を指す場合が多い。
秋の季語。 満月(望月)を過ぎたので「既望(きぼう)」とも呼ばれる。
弓張月(ゆみはりづき)
弓を張ったような形をした月。上弦、または下弦の月。
三日月(みかづき)
陰暦の三日(前後)の細い月。新月。
残月(ざんげつ)
明け方まで空に残っている月。有明の月
湖月(こげつ)
湖に映った月。また、湖上の月
武蔵野(むさしの)
関東の一地域を指す地域名。
「どこまでもつづく原野」として、あるいは「月の名所」として、古来さまざまな文芸作品、美術・工芸作品に題材とインスピレーションを与えてきた。
鈴虫(すずむし)
こおろぎの一種。約二センチの小虫で、黒茶色、触角が長い。雄は、秋、草の間などで羽をすり合わせて、りーんりーんと鳴く。
赤とんぼ(あかとんぼ)
体色の赤いトンボの総称。アキアカネと呼ばれている。
松虫
こおろぎの一種。関東地方以南に分布する。体は薄茶色。初秋、ちんちろりんと鳴く。
萩の露
地歌・箏曲 (そうきょく) の名前。川瀬霞紅園作詞、幾山検校作曲。
秋の情趣によせて、男に裏切られた女のわびしさをうたったもの。
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