三月の茶杓の銘

3月の茶杓の銘 茶道

3月はひな祭り、桃の節句、女の子のお祭りですね(^-^)

日に日に温かくなり、木々の芽がふくらみを増して、生命があふれ出てくる時期です。

そして卒業の季節でもあります。

新たな命と、旅立ちの季節。

ちょっぴり、切ないような・・・

3月は、そんな月でしょうか。

3月の茶杓の銘をまとめてみました。
お稽古などで参考にされてみてくださいね(^-^)

三月の茶杓の銘 一覧

啓蟄(けいちつ)

二十四気の一つ。陽暦の三月五日前後。啓蟄(けいちつ)は、二十四節気の第3。二月節(旧暦1月後半から2月前半)。

「啓」は「開く」、「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」意で、「啓蟄」で「冬籠りの虫が這い出る」(広辞苑)という意を示す。春の季語でもある。

青柳(あおやぎ)

青々と枝葉をたれのばした、やなぎ。

柳の糸(やなぎのいと)

青柳のしだれた枝を糸に見立てていう語。
和歌の枕詞にも使われる。

「青柳の糸よりかくる春しもぞ乱れて花のほころびにける」
紀貫之

柳の鬘(やなぎのかずら)

柳の若枝で作った髪飾り。3月の節句に用いた。

柳色(りゅうしょく)

青々とした柳の(葉の)色。

桃柳(とうりゅう)

桃紅柳緑(とうこうりゅうりょく)の意味・使い方。紅の桃の花と、緑あざやかな柳の葉。美しくさまざまな色彩に満ちた春の景色のこと

流し雛(ながしびな)

雛祭りのもとになったといわれる行事。「雛流し」ともいわれる。 祓い人形と同様に身の穢れを水に流して清める意味の民俗行事

曲水(きょくすい)

曲がりくねって流れる小川の意味。「曲水の宴」の略。

「曲水の宴」とは、
水の流れのある庭園などでその流れのふちに出席者が座り、流れてくる盃が自分の前を通り過ぎるまでに詩歌を読み、盃の酒を飲んで次へ流し、別堂でその詩歌を披講するという行事である

五人囃子(ごにんばやし)

謡・笛・太鼓・大鼓(おおつづみ)・小鼓の、一人一つずつ五体で成るひな人形

雪洞(ぼんぼり)

断面が六角で上がやや開いた形のわく組みに、紙を張って覆いとした手燭(てしょく)。小型のあんどん。

早わらび(さわらび)

さわらびの意味 3月の茶杓の銘

芽を出したばかりのワラビ。源氏物語第48巻の巻名

白玉姫(しらたまひめ)

霞 (かすみ) の異称

霞とは・・・
日の出や日没に雲が美しくいろどられること。春、野山にただようもや

蘖(ひこばえ)

ひこばえの意味 茶杓の銘3月
コトバンクより

樹木の切り株や根元から生えてくる若芽のこと。 太い幹に対して、孫に見立てて「ひこばえ」という

蓬生(よもぎう)

よもぎなどの生い茂っている所。草深い荒れ果てた土地。自分の家をへりくだってもいう。

朝霞(あさがすみ)

春、野山にただようもや。かすみ。 または朝焼けのこと。日の出や日没に雲が美しくいろどられること。 

馬酔木(あしび)

ツツジ科の常緑低木。乾燥した山地に自生。早春、多数の白い壺(つぼ)形の花が総状につく。有毒。葉をせんじて殺虫剤にする。
「馬酔木」は、馬がこの葉を食べると脚がしびれて動けなくなるのによる。


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