表千家お免状(許状)の種類

茶道のお免状ですが、表千家と裏千家には違いがあります。
今回は表千家のお免状のお話をしていきたいと思います。

お免状ってどんな種類があるの?

お免状を取るには、どれくらいお稽古をしたらもらえるの?

お免状をもらうには費用はいくらぐらいかかるの?

など、疑問に思うことがあっても、直接聞きにくいお話しだったりしますよね。

私が実際に先生から聞いたり、周りの方のお話しを聞いたりして得たことをお伝えしていきたいと思います。


茶道のお免状の種類

表千家用許状箱(お免状箱)

⇒ 表千家用の許状箱

茶道のお稽古をしているとお免状をいただくことができます。
表千家の場合、種類は8つあります。

1.入門(にゅうもん)

2.習事(ならいごと)

3.飾物(かざりもの)

4.茶通箱(さつうばこ)

5.唐物(からもの)

6.台天目(だいてんもく)

7.盆天(ぼんてん)

8.乱れ飾り(みだれかざり)

ただ、8番目の乱れ飾りは男性のみ取得できるお免状なので、女性は7番までとなります。

お点前に関しても、男性と女性とでは少しずつ違っています。
先生になると両方覚えないといけないので、結構大変ですよね!

私の社中には男性もいるので、たまに拝見する機会があるのでとても勉強になります。



茶道のお免状の意味は?

お免状というのは、

「これからそのお稽古をしてもいいですよ」

という、お許しのことなんですね。

例えば、「習事(ならいごと)」のお免状をいただいた場合、

「習事」を習得した、という認識は間違いで
「習事」をこれから教えていただけるという意味が正解となります。

このお免状がいただけてその内容を学ぶことができるんですが、
飾物まではいただくまでに先輩方のお稽古を見たり、また実際に自分がお点前をしたりすることができます。

なぜかというと厳格な意味での「相伝」ではなく、実際本でも学ぶことができる内容だからです。

でも、茶通箱からは「相伝」して初めて見ることも習うこともできます。
茶通箱以降、そのお点前について書かれた書籍がないのはそのためなんですね。

お免状は取ったほうがいいの?

お免状を取らないと茶道を習うことができないということはありません
茶道を習う人の目的もいろいろあるからです

例えば・・・

花嫁修業的に習う人もいます。

とりあえず、お抹茶を立てることができて、お茶席でお茶をいただくマナーを習いたいという人がいますよね。

こういう方はお免状をとらなくても十分だと思います。
お免状がなくても毎回のお稽古で、四季折々の桶軸やお花、美味しいお菓子を楽しむことができます。

では、お免状を取る人は先生となる人だけなのでしょうか?

それもそういうわけでもないんですね。

もちろん、先生になるにはお免状を取らないとだめなんですが、お免状を取ることによって、茶通箱や唐物などのお点前を習うことがができます。

茶道の面白さはここからまたぐんと広がって行くので、茶道をもっと楽しみたい!という人は、お免状を取っていくことをお勧めします。

私は茶道のすべてを見てみたいので、お免状はどんどん取りたいと思っていることを先生にお伝えしています。

反対に普通のお点前だけで十分と考えている方は、そのことを先生にきちんとお伝えしたらよいと思います。
お免状をとらないとよく思われない、と考える必要は全くないと思います。

社中によってもそのあたりの考え方に少し違いがあるかもしれませんので、先輩がいるならその一番長い先輩に聞いたりするのがいいと思います。


茶道のお免状の金額

お免状をもらいたいけど、金額が高すぎたらどうしよう?と思っている人も多いと思います。
茶道を初めたからといって、お免状をいただくのにいくらかかるのかという冊子をいただけるわけでもないし、

「入門と習事のお免状を取ってみる?両方で〇万円かかるけど大丈夫かしら?」

などど、金額を最初にはっきり言う先生はまずいないかと思います。

これは、8年ほど茶道を習っていて私の感じていることですが、
お免状をとりたいなら、その意思をしっかり伝えてみて、そのあと自分で用意できそうにない金額だと感じたら

「お恥ずかしいのですが、今すぐに用意できないので、しばらく積み立て貯金してためてからお願いします」

と正直に伝えればいいと思います。

・・・

と、こんなのことを書くと、ものすごい金額がかかるのねと不安に感じた方もいると思いますが、安心してください!

お免状は思ったほど高くはないんですよ。


お免状の申請料と御礼について

お免状をいただくには、申請料と御礼、この2種類の金額があります

申請料とは、表千家の同門会へ渡すものです。

先生へのお礼は、これから新しいお点前を習う際に相伝式をしてくださるとおもいますが、それに対しての御礼です。

相伝式では、先生がお点前をしてくださって、そのお点前がどのようなものなのかを見せてくれます。
その後、以前に申請してくださっていたお免状を手渡ししてくれます。

この相伝の御礼ですが、金額に決まりがないんですね。
これがちょっと現代の私たちには困るところです。

社中によって違うので、これは先生にお尋ねするか、社中の一番弟子の方からうかがうかということになります。

一応基準として、申請料の半額から同額のところが多いのですが、
先生によって違うのでこれも参考程度にお考えください。

同じ先生でもお礼の金額が違う場合があります。
お免状をいただく時、相伝式という茶事がありますが、相伝式をしないのでお礼はいいとおっしゃって受け取らない方もいます。

また、相伝式で本格的な茶事をしていただける場合などは、お礼以外にも水屋料や、お相伴料など、必要になる場合もあります。

その時々で違うので、先生にお尋ねしましょう。

その辺も含めて、それぞれの免状の詳細と目安となる金額などをお伝えしていきたいと思います。

表千家茶道のお免状の種類とその金額の詳細ページへ



1.入門(にゅうもん)

2.習事(ならいごと)

3.飾物(かざりもの)

4.茶通箱(さつうばこ)

5.唐物(からもの)

(現在作成中)

6.台天目(だいてんもく)

(現在作成中)

7.盆天(ぼんてん)

(現在作成中)


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