数寄屋袋とは



数寄屋袋(すきやぶくろ)ってご存知でしょうか?

扇子や帛紗、懐紙、楊枝などの茶道で使う道具を入れるポーチのような袋で、茶道を始めると持っていると便利ですよね。
なくてもお稽古はできますが、それほど高くなくてもあるので、一つ持っておくといいですよ。

私が茶道のお稽古で学んだことや、数寄屋袋について調べてみたことをお伝えしていきたいと思います。

数寄屋(すきや)ってどういう意味?

数寄屋(茶室)

茶道の道具を入れる袋のことを「数寄屋袋」というのですが、
そもそも数寄屋袋の数寄屋って、一体どういう意味なんでしょう。

「御道具入れ」という呼び名じゃないとこがおしゃれな感じはしますね(笑)

数寄屋の意味が分かっていなかった私は、初めてこの言葉を聞いたとき
茶道って知らない言葉がたくさん出てくるんだなぁ~と感心したものです(笑)

数寄屋(すきや)ですが、

数寄屋の「すき」という言葉は、「好き」の当て字だそうです。
好きという意味があるので、何かに夢中になったり、心が動かされるということのようですね。

そうしたことから、常識や型にとらわれず、自分の趣向に合わせて自由につくり上げた建築のことを数寄屋と呼ぶようになりました。

そして、その「すき」が茶の湯と非常に関係深くなっていったことから、茶室とほぼ同じような意味としても使われることもあります。

つまり、「数寄屋」とは「茶室」と同じ意味なんですね。

数寄屋袋は茶席で使う道具を入れる袋ですが、お稽古の時は持って入ることはありますが、 正式な茶席や茶事などでは、帛紗や懐紙は胸元に懐中し、扇子は手に持って席入りします。

数寄屋袋はどこで売ってるの?

百貨店の和装コーナーや、茶道具やにありますが、案外種類がすくなかったりします。

私も探しに行きましたが、以前ネットショップで見ていたもののほうが気になっていたので、インターネットショップで購入しました。

円文白虎朱雀錦(えんもんびゃっこすじゃくにしき)という、龍村美術織物裂地のものです。

渋いけれども鮮やかな生地に一目ぼれして買いました!

⇒ 円文白虎朱雀錦の数寄屋袋

インターネットショップなら様々な種類のものがありますので

ゆっくりと見てみるといいと思います。

数寄屋袋のお値段は2000円代から10000円くらいまでが相場です。

まずは4000円代くらいまでで探されてみてはいかがでしょうか?

リーズナブルなものはお稽古用、少し高価なものは茶席用と分けたり、夏用の数寄屋袋など、
後から追加で購入し、使い分けてみるのもいいかもしれませんね!

⇒ 夏用の紗織の数寄屋袋


懐紙入れとは

博多織の懐紙入れ

懐紙入れは帛紗ばさみ、懐紙ばさみとも呼ばれているようですが、調べてみると懐紙入れが一般的のようです。

懐紙入れは数寄屋袋と同じように、帛紗、懐紙、菓子切、扇子などの茶道の道具を入れる袋のことです。

懐紙鋏みとも呼ばれ、サイズが小さいので、懐に懐中することもできますが、茶会などで懐中することはないです。

茶会では、懐には懐紙と帛紗をそのまま懐中します。

男性用の懐紙入れ

男性用の懐紙入れ(帛紗ばさみ)

⇒ 男性用 懐紙入れ(帛紗ばさみ)の詳細ページへ

男性用の懐紙入れは少し大きめです。
懐紙の大きさが男性用のは大きいので、それに合わせて大き目です。


数寄屋袋と懐紙入れの違いは?

数寄屋袋と懐紙ばさみ、両方見てきましたが、使い方は同じです。

数寄屋袋のメリットは、大きいので帛紗を4つ折りで入れることができ、シワになりにくいというところですね。
私が実際使ってみて感じていることです。

懐紙入れのメリットは、小さいので胸元に懐中できることでしょうか。
ただ、茶道ではこのようなことはしないのですが。

持ち運びもコンパクトでかさばらないのでいいのかなと思います。
私は両方持っていますが、現在は数寄屋袋メインで持っています。

濃茶に使う出帛紗や唐物以上で使う紹巴織の帛紗は、買った時に入っていた箱に入れてお稽古に持っていきます
全部数寄屋袋にいれるとさすがにパンパンなるのと、汚れや変なシワを防ぐためです。

先輩がされていたのを参考に、私もそうしていますが、このほうがいたまないしいいですね!


数寄屋袋や懐紙入れを帯のお太鼓部分に入れて持ち運ぶのはOKなのか?

京都などのお茶会などでは、手荷物はすべて預けて、最低限のものしか持たずに席入りします。

その時に、たまに数寄屋袋を帯のお太鼓部分に入れる人がいるのを見かけましが、これはマナーとして大丈夫なのか?
という話題が、私のお稽古場でも話題にあがったんですが、

「入れるのがダメとはいわないけど、いいことはないわねぇ・・・」

と、いうのが私の先生の意見です。

数寄屋袋の重みで帯が緩んでくることもあるし、正式な茶事ではそのようなことはしてはダメよねということです。
あまりはっきりと先生もおっしゃらなかったけど、確かに茶道の本でもそのようなことは書いてないし、
写真にもお太鼓部分に懐中してるようなものはないですしね。

私個人的にはどうしているのかというと、

お茶会に行くときは、お財布は小さめのものに入れ、スマホなどは実はたもとに入れちゃってます

・・・ちょっとたもとが重たいですが(笑)

いいことかどうかはわかりませんが、数寄屋袋を持ち歩けないときは、そのようにしています。

数寄屋袋と懐紙入れのまとめ

いかがでしたでしょうか?

数寄屋袋と懐紙入れですが、それぞれの大きさも趣も違うので、持ちやすいほうで最初は始めたらいいのだと思います。

絶対にこれでないとダメということはないので、趣のある裂を買ってきて手作りの数寄屋袋を持つのも素敵ですよね。



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