「茶通箱」(さううばこ)のお免状からは相伝ものなので、
免状を取った人しか見れませんし、本にも書かれていません。
つまり、先生に教わったことをしっかり自分で記録しておかなくてはいけません。
実は、習事、飾物までは、本などにも掲載されています。
薄茶・濃茶のお点前も、書籍があります。
茶通箱以上のお免状からは、そういう書籍などが一切ないので、
注意深く毎回聞いているのですが、
年に1回あるかないかなので、なかなか覚えるのも大変ですね(^-^;
箱の扱いもそうですが、一番難しいのは、亭主と正客の間合いでしょうか。
拝見に出すタイミング、返すタイミングなどなど。
お点前を熟知していないと、もたもたした場となります。
茶通箱のお点前ですが、簡単にいうと、茶入が二つ収まる大きさの、桐製の箱を使った濃茶点前です。
茶事に招待されると、正客は前日に亭主にご挨拶に家まで伺いに行くのですが、
その時に抹茶を持っていくこともあります。
そんな時は、亭主が気を利かせて正客から頂いた茶と、
事前に亭主が用意していた茶の二つを茶通箱に収め、それぞれの茶を点てて客をもてなします。
濃茶を二服点てるので時間もかかるため、あまりお稽古でしたことがない人も多いかなと思います。
桐の箱を買って、箱の扱いだけでもきちんと復習したいですね♪
★ お許しを頂ける最短期間:前のお許しを頂いてから1年後から
★ 申請料:2万円
★ 御礼:申請料と同額か半額(先生によって異なる)
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