こちらの和菓子「名月」という名の和菓子です。
観月茶会(かんげつちゃかい)で表千家のお席で出されたお菓子です。
黄色くてまんまるで、満月の形をしたお菓子ですね。
ところで、観月茶会ってご存知でしょうか?
観月茶会のこと、
そして、名月という和菓子についてお伝えしていきますね。
観月茶会(かんげつちゃかい)とは?
観月というと、月を鑑賞する、めでるということ、つまりお月見ですね(^-^)
お月見というと、秋(仲秋)の名月!
十五夜の月のことで、今年平成30年は、9月24日が名月です。
お月見の時期に、きれいな満月を見ながらお茶をいただくのが、観月茶会といい、
月が見える時間帯にお茶会をするので夕方から夜の7時くらいまでしていることが多いです。
映画「利休に訪ねよ」での月を映した名シーン
お月見というと、映画「利休に訪ねよ」で、こういうシーンがありましたね~♪
織田信長に献上するシーンです。
他の武士たちは、名物の茶碗や茶入を持ってきたのだけど、利休は珍しくもない平凡なお盆を献上品として持ってくるんですね。
もちろん、他の武士たちはバカにするんですが、
利休は気にせずその盆に竹筒に入れていた水をはりはじめます。
そして、月がその盆に映し出される場所(縁側のほう)へ動かします。
水が風で揺れるたびに、月の光がゆらぎ、なんとも言えない趣のある景色になりますよね~!
信長はとても気に入り高く評価しました。
私も、このお盆の月を見ながらお茶を飲んでみたい!!
輪島塗の沈金の蒔絵があるお盆だと、さらに美しいでしょうね♪
「利休にたずねよ」の本はこちらです。
神戸で有名な和菓子屋「つるや本舗」
さて、この「名月」という和菓子ですがどこで作られたお菓子でしょう?
神戸で有名な「つるや本舗」という和菓子やさんものもです。
結構大き目の和菓子を作ってくれるところで、神戸のお茶会でよく使われています。
綺麗な黄色の、こっくりした甘さのお菓子で、とてもほっぺが幸せになる美味しさです(*^^*)
つるや本舗
兵庫県 神戸市中央区 熊内橋通 4丁目3-10
神戸市営地下鉄「新神戸」駅下車、東へ徒歩約5分
春日野道駅(阪急)から479m
新神戸の東側にある和菓子屋さんですよ。
是非覗いてみてくださいね!
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