上賀茂神社の献茶祭

上賀茂神社の献茶祭に行ってきました。
賀茂祭終了後、表・裏両千家家元宗匠が隔年奉仕により斎行されます。 昭和29年(1954)に始行されてより、

上賀茂神社といえば、御神紋が「葵」ですね。
水も多く、世界文化遺産として歴史のある神社の献茶祭は一体どのような感じで行われているのでしょうか?

献茶祭のチケット購入法方法やその内容、また、ぜひチェックしておきたい神社のパワースポットなどについてお伝えしていきますね。


上賀茂神社の献茶祭に参加する方法

上賀茂神社献茶祭チケット

上賀茂神社の献茶祭に参加する方法ですが、前もって行くと決めているなら前売りのお茶券を買っておくと慌てなくていいですね(^-^)

表千家なら同門会会員なら、会報誌の「同門」に案内が載っているので申し込みをします。

もし、同門会などに入っていない場合で茶道を習っている人は、先生に相談してみると手配してくれるかもしれません。

一般の人でも、神社に直接問い合わせると購入できますよ。

お茶券の料金ですが、上賀茂神社の献茶祭のチケットは5千円です。 内容は、お献茶の様子を拝見することができ、お茶席としては2席、軽い目のお蕎麦がついています。

お蕎麦は軽めの量なので、お茶席2つと、そば席で5千円は、お得感はあないですが、いつも拝見できない本殿に入ることもできるので、 そこがお値打ちだと思いますよ♪

献茶祭のチケットを手に入れる方法をまとめますね!



  • 茶道を習っている人は、先生にお尋ねする
  • 同門会の会員なら、同門で紹介されているので、そこからはがきで申し込み
  • 茶道を習っていない人は、神社に直接問い合わせる

毎年、表千家と裏千家で担当が変わるので、表千家の私としては表千家の担当の時は特に参加したいなぁと思います(^-^)



上賀茂神社の献茶祭の内容とは?日程と席数について

上賀茂神社 二の鳥居

上賀茂神社の献茶祭は、葵祭の最後に開催されます。
2019年は5月17日に催されました。
(毎年この日に催されています)

時間は10時から2時までです。

さて、茶席ですが、2席あります。 点心席はそば席です。

それでは、それぞれについて詳しく見ていきましょう(^-^)

上賀茂神社(葵祭) 献茶式

上賀茂神社の献茶祭本殿

家元のお献茶を拝見するには9時45分までに参列くださいとチケットには書いてありますが、 途中からでも参列することは可能です。

ただ、もう満席になっていると思うので、遠目で拝見することになります。

最前列で宗匠のお点前を拝見しようとするなら、9時くらいには到着して並ばないと難しいですね。

実際、私は9時半頃に到着しましたが、もうすでに列ができていて、 一番後ろのほうで入ることができました。

献茶式の会場は縦長で、横に6人ほど、縦に15人ほどのところでした。

前半分は正座、後ろ半分は椅子に座りますが、 前半分でないと、献茶の時の本殿での神社の儀式がしっかりとは見れないです。

後ろのほうは、見れることは見れますが、本殿の奥のほうは見れませんでした。

雰囲気は十分味わえますが、しっかりと見学したいのであれば、 9時くらいには神社に到着して並ぶ必要がありそうです。

上賀茂神社 献茶祭の見どころ

上賀茂神社 献茶祭

10時から始まる献茶祭ですが、見どころはというと、 宮司さんからの丁寧な解説付きの行事でしょう。

葵祭のこと、献茶式のことなど丁寧に説明があり、 初めて参加される人でもとてもわかりやすいです。

実際、私も初めての参加でしたが、何をしているところなのかという説明があるので、とても分かりやすかったし、 さらに興味がわきました。

本殿で、神様にお供えのような儀式がはじまり、そのあとに濃茶・薄茶の儀がはじまります。
そのようなことも、丁寧に説明がありますよ。

そして、本殿自体はいつもは封鎖されており、入ることができないので、そういう場所に入れるのも献茶ならではの特典ですよね。

ここ、上賀茂神社での献茶祭では、神様にお茶や作物などの奉納の儀式のときに、雅楽などの演奏も楽しむことができます。

厳粛な雰囲気ではありますが、五月の気持ちの良い風と緑の美しい景色を感じながらのこの儀式は、とても安らげるというか、気持ちのよい時間でした。



上賀茂神社(葵祭) 拝服席

上賀茂神社の献茶祭拝服席

拝復席は、外で立礼で催されていました。

立礼席は風が心地よく、まさにこの時期の薫風を味わいながらお茶をいただくことができます。

お菓子は主菓子と干菓子、2ついただけました。
干菓子は上品な落雁でした。

上賀茂神社の献茶祭 拝復席

上賀茂神社(葵祭) 副席

上賀茂神社の献茶祭 副席会記

副席の待合はきれいな建物の中で、その中にお道具が並べられています。
この待合も椅子とテーブルがありとてもきれいです。
近くにお手洗いもありますが、こちらもとてもきれい!
最近作り替えられたのでしょうか?
衛生的で、扉なども木でできており、とても神社の雰囲気とあっています。

副席は拝復席と違い、普通に和室のの中でありました。
30名ほどが座れる和室で、お道具もすばらしかったです。

今回、数茶碗が面白く、猫の足跡の茶わんが回ってきたのですが、お茶を飲み干すと、そこにあの熊本のキャラクター「くまもん」が笑顔ででてきました!

葵祭りということで、葵窯の文字のある茶碗が多かったように思います。

上賀茂神社(葵祭) そば席

上賀茂神社献茶式のそば

そば席では、かけそばがいただけます。

量は少なめなのですね。一把くらいでしょうか?
そばの上には大根おろしがのっていて、あっさりいただkます♪

全部いただいても残りのお茶席のお菓子も美味しく頂ける感じです(^-^)

そば湯があるので、最後に少しお皿にいれて、かけそばのつゆを薄めて飲んでいただきます♪


上賀茂神社へのおすすめのアクセス方法とは?

上賀茂神社への交通手段ですが、駅の近くにはないので、最寄駅からバスかタクシーになります。

徒歩15分と公式HPには書いてありますが、着物でだと20分以上かかりそうなので、ちょっと勇気がいりますね。

地下鉄の北山駅からだと、タクシーで600円台で到着するので、複数で行くならバスよりタクシーのほうがいいですね♪

ちなみに私は北山駅からタクシーで行きました。

詳しいアクセスは、上賀茂神社の公式HPを参照されてみてください。


上賀茂神社

住所:京都府京都市北区上賀茂本山339
電話:075-781-0011(電話受付時間 8:30〜17:00)
上賀茂神社の公式HP: https://www.kamigamojinja.jp/access.html



上賀茂神社の献茶祭だけではもったいない!ぜひ回っておきたい場所5選

上賀茂神社は正式には「賀茂別雷神社」(かもわけいかづちじんしゃ)といいます。 祀られているのは「賀茂別雷大神」(かもわけいかづちおおかみ)です。

京都最古の神社といわれる上賀茂神社には、すごいパワースポットがあるので、ぜひ回っていきたいですね。

1.神馬(しんめ)

上賀茂神社の神馬

上賀茂神社につくと、目の前に大きな鳥居があります。 そこをくぐると、右側に桜の木があり、その先に2つ目の鳥居が見えてきますよ。

ちょうど、その手前左手に、白馬がいます。 神馬(しんめ)と呼ばれていて、お祭りの日や日祝日にいるそうです。 人参をあげることができます。かわいいですよ~(^-^)


さぁ、2つ目の鳥居をくぐると、いよいよ神社の境内に入っていきます。 見どころをご紹介していきますね。

上賀茂神社の境内マップ

出典:上賀茂神社の境内マップ

2.お清めの砂

上賀茂神社の清めの砂

上賀茂神社の2つ目の鳥居をくぐってすぐ正面に、重要文化財にも指定されている「細殿(ほそどの)」があります。  そして、その前に結構大きめの円錐型に整えられた一対の盛り砂があります。

これは、「立砂(たてずな)」と呼ばれていて、賀茂別雷神が降臨したと伝えられる本殿の背後に位置する「神山(こうやま)」を模したものです。

立砂の頂には、神様が降臨する際の目印に松葉が立てられています。  この松葉は、三本と二本となっていて、陰と陽の一対になっているそうですよ。

私はそのことを知らずに、ただ、その存在感ある盛り塩の巨大版のような砂に圧倒されていましたが、 御由緒すごいですよね!

この円錐形の立砂ですが、清めの砂として販売されていますよ。スピリチュアルに興味のある人へのお土産に喜ばれそうですね♪


上賀茂神社の清めの砂

3.なら(楢)の小川

上賀茂神社パワースポットならの小川

上賀茂神社の境内を進んでいくと、小川が流れていることに気づきます。 5月の小川は、なんとも涼し気で癒される景色ですし、その音もマイナスイオンを感じ取ることができて、元気もでてきますよね。

さて、その境内の中の川ですが、上賀茂神社には「御物忌川」、「御手洗川」という2つの川が本殿を挟む形で流れています。 その川が合流して「ならの小川」と呼ばれ、境内をさらに下へと続き、下賀茂神社まで流れていっています。

「楢(なら)の小川」は、夏越大祓式(なごしのおおはらえ)」を行う場所として有名です。 現在でも、茅の輪を潜る事が出来、午後8時から災いと託した「人形」(ひとがた)がならの小川に流されます。

藤原 家隆の百人一首の歌があります。

「風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ 夏の しるしなりける」

このならの小川が、ここ、上賀茂神社のならの小川のことで、 現在も続いている、夏越の祓(なごしのはらえ)の儀式を詠んだ歌です。

こんなに昔から続く儀式で使われていたならの小川、とっても「浄化」のパワーがありそうですね。

4.上賀茂神社のパワースポット「岩上(がんじょう)」

上賀茂神社パワースポット岩上

上賀茂神社で一番のパワースポットと言われるのが、岩上(がんじょう)と言われる場所です。

細殿を進み、ちょうど片岡橋の真向かいにあります。 結界がはってありますが、ぱっと見、「え?ここに何があるの?」っていう風景です。 木が生えていて、丘があるくらいにしか見えないです。

でも、こここそ、神様がいるパワースポット! 是非、じっくりと見学していきましょう。

5.神と人を結びつける植物 二葉葵のポット

上賀茂神社の紋 葵ポット

神社の建物のには、葵の紋が施された金具があって、神社内にも葵が植えられています。

葵は無過疎の読み方では「あふひ」と読み、「ひ」は神を意味したということで、 葵とは「神と逢うこと」という意味があるそうです。 そして、また「逢う日」でもあるのです。

神と人とを結ぶ植物だということで、上賀茂神社ではこの葵を大切な御紋として、葵祭でも神社に飾られています。

「葵ポット」っていう葵の小さな苗も販売されていますが、この上賀茂神社の葵ですからとてもご利益がありそうですよね(^-^)

まとめ

いかがでしたでしょうか? 結構長くなったので、もう一度お献茶祭についてまとめますね♪

お献茶祭ですが、9時45分過ぎても本殿の敷地に入ることはできますが、 献茶のお点前をしっかり見るなら前から5列目までに座れないと厳しいでしょう。

なので、朝の9時くらいには並ぶことをお勧めします。

茶券は2席、点心も小さいお蕎麦なので、実は、少し割高かな?と感じました。

ただ、献茶の儀式はいつも封鎖されてれる本殿も拝見できますし、 宮司さんから丁寧な説明がずっとされていて、これを聞くだけでも価値はとてもあると思います。

本殿の撮影はNGですが、献茶の時のお道具の撮影はOKで、 出口にはお神酒も用意され、いただけますよ。

また、施設もきれいです。

神聖な雰囲気を味わえると思うと、このお値段でも納得できそうです。

上賀茂神社は、とても川や緑が多く、歩いているととても癒されます。 また、入り口に馬がいるのも特徴的ですね。

お献茶の儀式を拝見し、お茶もいただき、5月のさわやかな風と緑を堪能しながらのお献茶祭。 「薫風」という言葉があてはまる、そんなお献茶祭でした。




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